上州地粉
以前より気になっていた粉です。
パッケージにもある『地粉』とは、日本で古く昔から作られ、食べられている小麦粉のこと。
「うどん粉」とも呼ばれる、中力粉が多いのが特徴。
小麦を摂取すると、体調が悪くなりがちな人であっても、自分が育った環境(母国)で昔から作られている小麦粉であれば、品種改良を繰り返しされた小麦粉や、外国産の小麦粉を食べるよりも、体調不良になりにくいと言われているようです。
そんな魅力的なこの粉。
インターネットで検索をかけてみても、『うどん』のレシピしか出てきません。パンを作ったデータを見つけても、100%この粉で作られてはおらず。
私は100%この粉でパンを作ってみたい。
ここは自分の得意を発揮!と、あれこれない知恵を絞ります。もはやアイデア力。
最大のポイントは、グルテンのたんぱく量が分かれば、あとはどのくらいの水分が必要なのか。
一般的な小麦粉で作るときのべーカーズパーセンテージをもとにして、あれこれ考えます。
基本のまるパン
シナモンロール
UFOパン
レーズンパン
山形イギリス
よく作る一通りを試して思ったことは、ダレやすいこと。グルテンの力が弱いので、高さを出したいパンには不向きであるのと。
そして、一般的な強力粉よりもまとまる力も発酵の進みも早く、ガシガシ捏ねなくても、ふっくら仕上がることが分かりました。
更に、とあるものを添加して、この粉の特性に足りない『ふんわり』を増します。
もう少し改良して、更に良いものにしますね(^^)
0コメント